ご挨拶
この国が経済力豊かな国であり続けるため、民間や行政のDXをいち早く実現するため、組織の状況にあわせた最適なご支援を提供いたします
今世界は、激動の変動の時代を迎えています。これまで私たちが生活していた環境は、デジタルテクノロジーを起点とする第四次産業革命によりリアルな空間がデジタル空間と融合し、リアル空間における産業においても、急激な競争環境の変化が発生しています。また、データの利活用やAIの高度化により、従来の戦略、企業組織、企業文化では競争に勝つことはおろか、生き残ることすらままならない時代に突入しようとしています。
このような時代においては、新しいサービスを提供するデジタル系スタートアップにとっては大きなチャンスですが、既存企業にとっては大きな危機と言わざるをえません。日本には素晴らしいコアコンピタンスを持つ多くの価値のある企業がたくさんあります。ここでいうコアコンピタンスとは、たとえば、技術であり、販売チャネルであり、ブランドであり、顧客ベースであり、ノウハウです。しかし、いくら良いコアコンピタンスを持っていても、新しい時代に即した事業価値を創造することができなければ、新しい時代のリーダーとはなりえません。仮に素晴らしい事業価値の創造のチャンスがあったとしても、その事業価値の実現に向けては、大きな戦略の転換や組織や企業文化の変革を実現することが要求されるため、これまでの成功体験が足かせになるため、組織の変革は容易ではありません。これまで成功してきた会社だからこそ、従来の成功を担保してきたルールや評価制度や組織や文化を変えることは難しいのです。
また、地方自治体などの行政においても、働き手の減少、社会課題の増大などの環境変化にあわせ、その存在価値を見直し、新しい提供価値を再定義するべきタイミングに差し掛かっています。デジタル技術を活用しつつ、便利で効率の良い行政サービスを提供し、様々な課題を解決し新しい価値やイノベーションを生み出し、新たな社会・スマートシティを創造することが求められています。しかし、従来の官僚的なプロセス・ルール重視の働き方から、イノベーション・共創型の働き方への変革は決して自然には進行しません。
民間企業においても、行政においても、どのような変革をするかというビジョンを策定し、ビジョンに基づいた継続的な啓発活動、変革アクションを推進することが必要です。私たちは、経営大学院(MBA)で研究した国内外のDX事例からの学びを活かし、独立したスペシャリスト集団です。これらの経験を少しでも社会に還元し、多くの企業や組織や提供価値を再構築するお手伝いをさせていただきたいと思っています。
まずは、意見交換からでも結構です。皆様の組織の明日のために今何をするべきかをお話合いさせていただければと存じます。
株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所
代表取締役 DXエバンジェリスト
荒瀬 光宏
荒瀬光宏プロフィール
慶應義塾大学法学部、グロービス経営大学院、日本政治学校卒。日本初のDX専門研究機関である株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所の創設者。同研究所は、2017年からDXの専門的研究を開始し、世界で最初にDXを提唱したエリックストルターマン教授をエグゼクティブアドバイザーに迎え、その6年もの研究成果を元に、これまで述べ7万人を超える受講者にセミナー、講演、研修などを提供。また、企業、自治体、中央省庁など多くの組織のDX支援に取り組み、ビジョン策定、推進支援など多岐に及ぶ活動を通じて実践知を蓄積している。
国内外の多くの企業および地方自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を研究してきた立場から、DX成功の要諦について実践的なノウハウを所有する。組織の5年後、10年後の環境認識をベースに将来のあるべき姿、経営戦略を検討し、その戦略を実現できる組織体制、文化、マネジメントへの変革を図る全社変革プロジェクトを得意とする。
日本初のDX専門オンラインスクール「DX実践道場」の主催でかつ、DX実践コミュニティ、多くのコミュニティやイベントでの活動を通じて、DX実践者の最新の課題についても研究している。
2022年10月に、すべてのビジネスパーソンが読むべき書籍として「1冊目に読みたいDXの教科書(SBクリエイティブ社)」を出版。
(これまでの研修、講演の実績)
製造業、商社、流通サービス業、物流業、中小企業経営者のコミュニティ、グロービス経営大学院におけるイベント、中央省庁、広域自治体、基礎自治体、地域団体、業界団体など、年間30-50件
ほぼすべての参加者から、「DXがよく分かった」「何故今取り組まなければならないのかが分かった」「何をするべきかがわかった」など、非常に高い評価を受けることで知られている。
経歴
1992年 | 慶應義塾大学法学部卒。 株式会社電通国際情報サービスにて主にクラウドコンピューティング、プラットフォームビジネスに従事。 |
2008年 | シンガポール、マレーシア、タイの各法人の社長を務め、東南アジアにおける自然言語解析技術を使ったデジタルマーケティング事業を立ち上げる。 この駐在中に日本のデジタル競争力の低下を痛感し、DXを通じた日本の競争力向上を自らのミッションと定める。 |
2018年 | グロービス経営大学院にて経営学修士(MBA)を取得。卒業前の研究プロジェクトにおいて、デジタルトランスフォーメーション成功の要諦を研究する。また、グロービス人工知能研究会、グロービスサーチファンド研究会の2つの学生クラブ活動を立ち上げ、今現在も多くのイベントを開催する。 株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所を設立。DXのビジョン策定支援やDX関連研修、各種コンサルティングを通じて、民間企業、自治体等のDX成功の伴走パートナーを務める。 |
2020年 | 日本初のDX専門オンラインスクール「DX実践道場」を開講し、多くの受講生(個人、法人)にDX基礎講座、応用講座、専門講座を提供開始。 DX推進者、経営者、DXコンサルタントなどの多くが、本スクールでDXを学んでいる。 |
2021年 | 世界で最初にDXを提唱したエリック・ストルターマン教授をエグゼクティブアドバイザーに迎え、国内外のDX研究をさらに加速する |
2022年 | DX提唱者のエリックストルターマン教授が2004年に打ち出したDXの定義を、社会のDX、企業のDX、行政のDXという3つの定義に再定義することを支援し、再定義した内容を日本語に翻訳し公開。 |
2022年 | 日本のすべてのビジネスパーソンがDXについて学ぶことを目的として「1冊目に読みたいDXの教科書」を出版。図案を多く用意し、誰にでも理解できる教科書的な書籍として高く評価。組織全体でDXを学ぶための副教材として活用されつつ、現在第5刷が発行されている。 |
2023年 | オンラインスクール「DX実践道場」を全面刷新し、書籍「1冊目に読みたいDXの教科書」、対面研修、デジタルナレッジ診断(法人向けアセスメント)など、チャネルをまたがって同一体系でDXを学べるコンテンツを統合提供開始。 |
2025年 | 2024年度年間100回のDX研修を開催。研修・講演の累積受講者10万人突破 |